政情はいよいよ不安定になり
国民には牛乳も満足に
行き渡らなくなってきていた。
にもかかわらず、エリザベートは
美貌を保つために毎日
ミルク風呂に入っているという。
国民の間に反政府の感情が
次第に育ち始めていた。