一方、一緒にパリに連れてこられたブレンダ(白羽ゆり)は、ぽつねんとホテルに取り残されて寂しさでいっぱいだった。マネジャーのデニスが誕生日のケーキを用意してくれても、食べたくないと寝室にこもってしまう。すねてみせても、寂しさのほうが強い。泥パックの上にケーキのクリームを塗って、寂しさは自分の心がだれに向かっているのかを少しずつ気づかせる。
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